火曜に外来。
胸腔にドレーンが入ってた部分がこの数日痛かったので、先生に言ったら「化膿してるかも」と言われ、外科で診てもらうことに。膿は出てこなかったけど、糸が少し残ってたらしく抜いてもらった。消毒してもらっておしまい。

内科では、カルシトニンの数値がやっぱり上がってて先生と「困ったねえ」と言い合う。今まではずっと数値だけあがっててモノが見つからないと言ってたんですが、実は、オペで胸を開いたときに肝臓に結節があるのが見えて(実際オペとは関係ない部分だけど、開かないとわからないこともあるから見てくれたらしい)、細胞診に出したらそこに転移していることがわかっていたのでした。だからって何も治療法がないんだけども。そこなんだよね、私が困っているのは。あとは自分で免疫力を高めたり、代替療法を試したりくらいしかできない。西洋医学ではもう、私の病気に対する治療法はない。肝臓に転移していることがわかって、この事実がいかに自分にとってきついことか思い知らされている。

でも体はうんと元気で、自分たちの家での生活が始まって、先々の楽しい予定もある変わらない毎日がここにあって、ただそれがいつまで続くのかがわからなくて時々泣きたくなる。でも、病気でなくとも偶然に(事故とか今回の地震とかで)亡くなる人もいるわけで、「今生きていること」が何よりも幸せなことなんだって思うから、私は自分と自分のまわりの人たちを大切にして、今目の前にある時間を生きていこうと思ってる。そしてその少しある先の時間を楽しみにしながらね。それがずっと続いて、気づいたらおばあちゃんになってたら最高だな!

あとはやっぱり体にいい生活をするのが、家族への責任だと思ったので心がけよう。