一年に、一回

今日は母親の命日です。お墓参りは、来週実家に帰るのでそのときに行く。
今日で丸9年、人生のターニングポイントていうか、進学とか就職とか結婚とかが全部そこに詰まっとる。おかあが生きていたら、今のわたしはどんなふうになっとるんかなあとか意味ないことをふと考えたり。中3の秋までしかおかあのことは知らないけど、素敵なおかあだった。今でもずっと思っとる。
今こんなに幸せなのは、おかあが死ぬまで私にしてくれたこと、与えてくれたものが心のずっと奥の方に残ってるからだ。生きているおかあと最後にちゃんとしたお別れもありがとうも言えなかったこと(余命も、病院で病態が悪化したことも知らなくて、朝起こされたら、もう帰らぬ人としておうちに帰ってきとった)がやっぱり今でも心残りだから、もし私もおかあと同じ運命を辿るなら、死に目に子どもを合わせたい。どんなに小さくても。両親が私たち子どもには「知らせない」と決めたのも、決めてからの毎日も、とっても苦しかったんだと思うよ。お別れも言えないんだから。今だから「ありがとう」って思えるのかな、死んでいくおかあを目の前で見てたらそれどころじゃなくなっちゃうのかな。想像もつかない。

色々考えてたら、まとまんなくなってきたので放置。うーん。

とにかく、おかあがこの世に私を誕生させてくれて、たくさん愛情を注いでくれたのは事実。ありがとう。今日も安らかに。