守ってあげる

恋人の熱は少しずつ下がってきているようです。ポカリ飲んで寝て、汗をかいて、着替えをして、またポカリ飲んで、の繰り返し。途中、アイスノンと熱冷まシートの交換が何度か。弱っている恋人は甘えたちゃん。「おくすり飲みたい」とか「イチゴ食べたい」ってしっかり頼ってくれるので、こっちもしっかり看病できます。「せっかくのお休みで一緒にいるのにごめんね」って謝る恋人。ぎゅってして、よしよししたげた。「お前がおってくれてほんとよかった」って言ってくれたその気持ちで十分だよ。なんかね、こうやって熱が出てつらそうな恋人を見て、今「しんどいんだろうな」とか「のど乾いてポカリ飲みたいんだろうな」とか自然にわかって動けたことが、11ヶ月そばにいた証なんだなあって思った。目には見えないけど、確かなものだと思う。恋人はとってもつらそうにしてるけど、わたしはなんだか安心してたよ。