命の力を信じて

昨日のこと。

7時間の手術が何とか終わった。途中先生に呼ばれて「心室細動が起きて心肺停止状態になり、心マをし続けながら人工心肺をつけました」と言われて頭がフリーズした。それでも私たちは祈って願って信じることしかできなかった。生きた心地がしない。

術後に会えた長男を見ても、全然ホッとできなかった。まだまだ長男が手術を受けたという実感がわかず。でも、オペ室に送り出す前に、目をあけてもじもじ動いていた長男とはまったく違うという現実。その現実がただそこにあった。眠っている長男。

とりあえず手術で予定していたするべきことはできたのでよかった。昨日の2回目の面会で、麻酔が切れてきたときに目をあけて手足を動かしたらしい。瞳孔の反応もいいし、まだ術後で安定はしてないけど特に悪いサインは出ていないと先生から話があった。そこでやっと少しだけホッとした。


全然動いてないのにすっごい疲れた1日だった。夜中、電話が鳴らなくてよかった。