お嫁ちゃん劇場

一昨日、履いていたデニムを洗濯機に放り投げて、気がついた。旦那ちんから誕生日にもらったネックレスを、そいえばデニムのぽっけに入れたままだったってことに。慌ててデニムのぽっけを見ると、ない。途端に目に涙がたまり、溢れて、大泣きしながら「ネックレスがなああああああい」と泣き叫ぶ。まるで子ども!出かけるときに「あとからつけよう」と慌ててぽっけにいれて、最後に確認したのは夕方職場でぽっけに手を入れたとき。どっか座ったときにこぼれ落ちたのか、ぽっけからハンカチ出したときに一緒に落ちたのか、まったく記憶がない。「ないないない」と探しまくりながら泣きまくっとったら、寝室のベッドから「おいで」と優しい旦那ちんの声が。初めてもらった旦那ちんからの誕生日プレゼント、しかもこれまで誰からもそういうのもらったことないから私にとってはもうなくてはならんもので、「ごめんねごめんね」って謝った。「そんな泣かんくていいよ」て抱きしめられて、背中をとんとんしてくれたんだけど、それでも私はおさまらず「今頃どっかで落ちとるんだ、どこ行っちゃったのかな、私お尻でかいからぽっけから落ちるわけないのに。」ってわあわあ泣いて。そしたら「車の中にあるかもしれんよ、俺見てくるわ。お前はもういっぺんおうちん中探してみん。」て言われたから「おうちん中はもう見た、狭いからもうなあああああい」って絶望たっぷりで答えて、旦那ちんが階段を下りて玄関に向かい、私は洗濯機の中に落ちとるかもと洗濯機に向かった。

!!

「あ、あった」

笑いながら、泣いた。旦那ちんも笑いながら、よしよししてくれた。んで、やれやれって感じで旦那ちんはベッドへ。私はトイレへ。化粧を落として、歯を磨いて、旦那ちんが待っとるベッドに入ったら「お前がトイレに行っとる間、笑いが止まらんかった。」ってさ。「自作自演かよ。」だって。えへへへ。でもほんとあってよかった、死ぬかとおもった。久々にあんだけ泣いて泣き疲れたよ。次の日目が腫れてたし、、。