昨日はおばあの命日でした。
あの日から1年か。1年前の8月5日は本当に悲しい日だった。心臓の底からぐわわわって震えるのがわかった。泣いて泣いて泣きじゃくって、すぐに実家に帰りたかったけど、動揺が大きくって一晩明けてから帰ってくるようにっておとうに言われたのだった。あの日は心配した友達と恋人が会いにきてくれて、人の愛情も知った。
思い出す、親戚が集まった私の実家を。みんな泣いていて、みんな後悔していた。おばあがどんな気持ちで死を選んだか、想像もつかないし、想像しようと思うだけで涙が出た。いつもにこにこ能天気なおじいががっくり肩を落としとって、どうなっちゃうんだろうって不安になった。親戚と顔を見合わせては泣いた。本当に悲しかった。

あれから1年、みんなそれぞれの生活を一生懸命生きている。おじいは実家が建ち次第、妹と2人暮らしだし、ちょっと安心。今年は初盆で、その頃には恋人はわたしの旦那さまになっているので、ちゃんと報告をしに実家に帰るよ。それまで待っててね、おばあ。