一生添い遂げます

これまで、恋人と色んなところでお参りをする機会があったんだけど(大阪のお寺、京都、初詣、東照宮、うちのお墓と仏壇とか)、どれも全部「マナミの病気が再発せず、おじいちゃんおばあちゃんになるまで仲良く暮らせますように」って恋人が願ってくれとったのを昨日知った。やりとりがチャットだったので、パソコンに向かいながらわんわん泣いてた。その気持ちを何て表現していいかわかんない(嬉しい、とはちょっと違う)けど、なんかもうとにかく力が抜けたというか。
自分がただ長生きしたいとか、状態が進行して辛い目に合いたくないとかじゃなくて、私と一緒に生きていきたいという恋人の願いをただ叶えたいってそう思った。

そのあと「俺の愛は宇宙だ!」「そんなん私はその宇宙を吸い込むブラックホールだもん!」「でもブラックホールは宇宙の中にあるじゃん」「…だね」というふざけた討論をして、結局「お前は俺の器の中におる」てことで落ち着いた。それは認めるよ。恋人の器の中で、私があっちゃこっちゃ走りまわったり、時々転んだり、器をよじのぼって足を踏み外して落ちたり、自分が溜めた水たまりに滑ったり、ぴょんぴょん飛び跳ねたりしとる感はかなりあるからね。

入籍予定日まであと1ヶ月弱というとこで、また恋人のあったかい気持ちに触れることができた昨夜だった。