恋人のもやもやを取ってあげられたら

日曜の午後から恋人がうちに来た。落ち込んどるからテンション低いかなあって心配しとったけど、いつもどおりの恋人で安心した。最近ブームのハンゲをひたすらやっとったけど、恋人の足の間に座りこんでパソコンに向かう恋人の顔見てたり、ほっぺつまんだり、顔や首にちゅーしまくったり、穏やかで平和な時間だった。

夜お布団入りながら、「ほんとは落ち込んでるけど、無理して明るくしとるの?」って聞いたら「そりゃ落ち込んどるし、ほんとに嫌だよ。」って。恋人の気持ちを一番に考えて受け入れながら、でも少しだけ前向きになれるような言葉をかけたい。でも私が意見すると険悪なムードになることは間違いない(その問題に対する価値観が真逆だから)。「少しでも前向きになってほしい」私と「どうしてもそう思えない」恋人。どこまでいっても平行線。
4月からの新生活、不満ばかりでイライラする毎日を送るだろう恋人に私はうまく付き合っていけるのか、そんなことを考えとったら怖くて不安で泣いてしまった。泣きたいのは恋人なのに、ほんとに頼りない私。「ごめんね」って泣く私は、恋人にぎゅっと抱きすくめられて「だいじょぶだよ、俺たちはずっと一緒だよ」っていう恋人の言葉を頭の中にいっぱいにした。